良い分譲マンションを見分けるコツ(宮城県/舞踊家/61歳/女性)

私は宮城県に住む61歳の舞踊家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一口に良い分譲マンションと言っても、人によってマンションに求めるものが違っていますので、一概にこれだと言い切ることはできません。たとえば、これまでは駅から遠く離れた物件に住んでいた人が通勤の負担を軽減したいと考えてマンションを購入する場合であれば、徒歩5分で駅にたどり着くことができる物件を購入することができれば大満足でしょう。一方、子供が成長して家が手狭になったことを理由に購入した人の場合には、広くてゆとりのある間取りになっていることが最重要事項となってくるはずです。つまり、どのような目的で購入するのかによって、求められる物件像にも違いが生じてくることになりますので、一律に良い物件だとか悪い物件だとか言うことはできないのが実情です。


しかし、賃貸物件ではなく分譲物件を購入する人の場合には、ある程度長期間の居住を前提としているケースが大半です。すぐに転居するつもりであるならば、わざわざ手間隙をかけて分譲物件を購入する必要がありません。生活の拠点として長く住み続けたいと考えているからこそ分譲マンションを選んだはずです。したがって重要となってくるのは建物の造り及び工事の適正さです。ほとんどのマンションで引き渡し前に内覧会が行われますが、その内覧会に第三者である専門家を同行しても良いシステムになっている分譲業者であればかなり信頼することができます。建物の出来に絶対の自信を持っていれば専門家のチェックを恐る必要はないからです。購入者としても入居前に専門家によるチェックを受けておくと、安心して生活することができます。