私は岩手県に住む55歳の講師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
ずっと一戸建てに住んできた人が、定年を機にマンションに引っ越すという事例が多くあるようです。若い頃に建てた家が劣化したのを機に、セキュリティや管理が一戸建てよりも優れているマンションに引っ越そうと考える人が存在するためです。実際に、マンション生活は老後に生活する場として理にかなっていると言われています。物件によっては、そのような人たちをターゲットにして、退職金を購入資金に充てられるように設定された住宅ローンが完備しています。しかし、老後の世代は働き盛りの若い頃とは取り巻く条件が違うことから、これまでとは探し方が全く異なってきます。老後の生活に最適な物件を見つけるために、どのような点に注意したらいいのか説明を行っていきます。
まず最初は、部屋の設えについてです。将来的に車椅子で生活するようになることを考えて、出入口の間口が広い物件を選ぶことが大事です。また、浴室やトイレなども含めて床暖房などの設備が整っていると、冬場の事故を防ぐことができます。その他、緊急時に管理人が駆けつけてくれる物件であれば、一人暮らしの高齢者でも安心して生活することができます。セキュリティのことを考えたら高層階が望ましいですが、エレベーターが故障した時のことを考えて低層階にしておいた方が足腰に負担がかかりません。その他、散歩できる公園や気軽に買い物に行ける商店街などが周辺に整っているだけで、暮らしやすさが格段とアップします。今では、高齢者向けに作られたマンションも存在しています。