私は兵庫県に住む31歳の建築士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
築20年以上の中古マンションは価格面でとても魅力があります。しかし物件によって質にばらつきがあるので、実際に物件を購入するときには立地条件とともに、建物の状態をしっかりとチェックできる確かな目を持つ必要があります。また築年数が古くても、交通が便利で将来性もある地域の中古マンションであれば、土地の持つ資産性の高さから購入には大きなメリットがあります。そして中古マンションを購入して長く住み続けるためには、リフォームや修繕に対する計画性が求められています。確かに中古物件の中には、リフォーム済みで即入居可能な物件も数多くあります。しかし10年後を考えた場合にはリフォームが必要になるので、入居前にどのような改造工事を行うべきか考えるべきです。
そしてリフォームが行われていない中古物件であれば、設備と建物の資産価値を維持できるようなリフォーム工事を入居前に行うべきです。特に万全な状態で新居に入居するためには、購入した直後にリフォームを行うのが賢い選択です。特に水回りの配管部分や電気系統の老朽化に対応するためには、配管と配線の交換も含めたリフォームを行うのがポイントです。また配管の交換も含めた大規模リフォームを行うことで、大人気のアイランド型キッチンへの改造も容易に実現できます。また入居時に不具合を見つけてしっかりと修繕をすることで、築年数に負けずにいつまでも快適に生活できます。特に大都市中心部の優良物件であれば、大切に使うことで便利な場所で老後も安心して生活できます。