知っておきたいマンションの修繕積立金(東京都/チーフプロデューサー/66歳/男性)

僕は東京都に住む66歳のチーフプロデューサーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを買うときには色々なお金が必要になります。建物自体のお金も必要になりますが建物が壊れた時の修繕費も支払います。マンションの場合は修繕積立金というものがあって毎月一定額の支払いをします。マンションの修繕には億単位の金がかかることが多いので、何十年かにわたって修繕費を貯めることが多いです。修繕積立金は建物ごとに違いが多く場合によっては支払いがないことがあります。この制度には2つの支払い方法があって、将来必要になる修繕費を単純に月ごとに割る方法があります。もう一つは修繕が必要になる時期にあわせて金額を引き上げていく方法です。前者は安定して資金を貯めることが出来ますが、後者はうまくお金が貯まらないことがあります。


そして修繕積立金がないマンションがなぜあるのかというと、修繕費を将来引き上げるので一時的に払う義務がなくなっているだけです。マンションの修繕積立金は借りる側からすると少ないほうがいいので、貸す側も少なく見せることが多いです。その結果このお金の負担が少ない物件もありますが、実際は後からどんどん上がっていくので支払わずにすむわけではないです。この修繕費は建物の状態によって変わるので古い建物ほど高額になりやすいです。またこの修繕費は支払いに問題が起きていることがあり、住んでいる住民がちゃんと払っていないことがあります。その場合新しく住んだ時に負担が自分のところに来る事があります。それを避けるためには買うときに、修繕積立金がどうなっているかを詳しく聞いておいたほうがいいです。