私は茨城県に住む22歳のきゅう師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
都心で一戸建てを志向する場合、狭い土地でも快適に暮らせる都市型住宅が企画開発されています。都市型住宅では、周辺に住宅などが立て込んでいることが多いため、プライバシーや防犯を確保しながら、いかに自然の風と光を取り込む間取りにするかが課題です。間取りの一例として、1階部分には中庭に連続した客間、ガレージを置きます。ここから風を呼び込み、中庭に植え込まれた樹木とともに上空へと伸び、2階部分に敷かれた、光を透す格子状のスカイデッキを突き抜けていきます。また2階部分には囲むように居間、食堂、台所などを配置します。3階部分は、中庭を見下ろせる位置に主寝室や個室を配置することで、上空からの日当たりと風通しを確保できます。
そして屋上は、廃材を再利用した人工土壌による屋外緑化システムを導入して、草原のように植物を密生させます。これによって、自然とのふれあいの場を提供できるとともに、室内の遮熱効果やヒートアイランド現象の抑制効果も期待できるのです。また雨水を利用した給水システムを採用し、雨水を地下タンクに貯留して、トイレ排水や屋外散水に利用するプランなどがあります。その他の間取りの例として、3階部分に居間、食堂、台所など家族が集まるパブリックスペースを配することで、周辺に住宅などが立て込んでいても、日当たりや通風が期待できます。2階部分は、プライベートスペースとし、1階部分は、客間としても使用できるように和風にすることで、家族がゆとりを持って集える空間になります。