私は山口県に住む73歳のあん摩マッサージ指圧師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの間取りの中には、エレベーターが止まらない階が設けられている独特のデザインのものがあります。こういった建物ではエレベーターが止まる階はあらかじめ決められており、奇数階であることが多いです。このため、偶数階に住んでいる人がエレベーターを利用するには、階段を使ってエレベーターのある階まで行く必要があります。このような間取りのマンションのメリットは、エレベーターが止まらない階には廊下を作る必要がなくなるため、面積の広い部屋を作りやすいことです。また、ベランダやバルコニーを広めに作って部屋の風通しをよくしたり、光を取り入れやすくすることもできます。さらにこのタイプの建物はエレベーターもつけられるため、高層の建物もつくることができます。
エレベーターが奇数階にだけ止まるように設計された間取りのマンションは、外観も他のマンションと違ったものとなります。通常の建物では、下の階から上の階まで同じような形となっていますが、エレベーターがすべての階に止まらない建物では、不規則な形の凸凹が目立つ独特な外見をしています。このようなデザイン性の高さも人気を呼んでいる理由のひとつです。最近、このようなマンションも建て替えの時期を迎えており、中古の物件が多く出回るようになってきています。現在は新築の物件を探すのは困難となってきていますが、リノベーションの計画が進んでいるものも多くあるため、住みたい場合は中古の物件に絞り込んで探すと探しやすくなるでしょう。