気になるマンションの買い時とは(長野県/棋士/23歳/男性)

僕は長野県に住む23歳の棋士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


2014年はマンションの買い時となるのでしょうか。まず、価格面ですが、消費税が4月に8%にアップし、建物価格が2,000万円であれば60万円アップします。一方、住宅ローン控除の拡充が図られ、年収などの一定の用件を満たす人には、ローン控除額の最大値が年20万円から40万円に拡充されます。年収が1,000万円を超えるような高年収の方は、所得税・住民税の負担も大きいため、借り入れが大きければローン控除の拡充の恩恵を受けることが可能です。また、収入が一定以下の方には、すまい給付金が給付されるなどの施策もとられています。住宅ローン控除の用件を満たす住宅をある程度の融資を使って購入する場合は、2014年に購入するメリットが大きい場合もあります。


金利動向も今のところ長期金利が低水準で推移しており、金利水準が低いうちに返済した方が総返済額が抑えられ、「まだ買い時」と言えるかもしれません。また、自分の希望にあったマンションに出会えるかどうかも重要です。いくら買い時でも、この物件ならと思えるマンションに出会えなければ購入は出来ません。希望の物件に出会うためには、まず自分や家族にとっての条件を整理することから始めましょう。情報誌やインターネットなどマンションの情報は様々なところから入手できます。まずは情報を入手しつつ自分のものさしを持つことが重要です。購入する際に気になるポイントは多々ありますが、「住みたい物件が見つかった」時が買い時と言えるのではないでしょうか。まずは家族にとって家が必要なタイミングかどうか、よく検討して購入を判断したいものです。