東京都周辺の新築マンションの参考価格(静岡県/騎手/62歳/女性)

私は静岡県に住む62歳の騎手です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築マンションの分譲価格はその立地に大きく左右されます。中でも東京都心部はその利便性の良さからその値段が非常に高騰しています。一例として山手線の駅周辺の分譲マンションの参考価格を調査したデータによると、75平方メートルの広さの物件で原宿は10203万円、新橋で9657万円、品川で9224万円など、1億円前後の高値で販売されるケースも珍しくありません。都心部では比較的安価とされる日暮里や鶯谷などの東部地域の物件でも5000万円前後の値段が相場となっています。また東急東横線の代官山周辺や、東急田園都市線沿線等も、都心からは少し離れますがやはり5000万円~1億円前後の高値で販売されるケースが多くなっています。


一方、東京都に隣接する他県では都心に比べてだいぶ相場が下がります。千葉県では県内では人口の多い千葉駅周辺で4028万円、船橋駅周辺で4337万円、柏駅周辺で3400万円、松戸駅周辺で3472万円等、都心から離れるに従ってより安価な値段となっています。神奈川県では横浜駅周辺で5054万円、川崎駅周辺で4987万円、鎌倉駅周辺で6458万円等、小田原で3746万円等、大きな駅周辺や鎌倉など環境が良く観光産業が盛んな地域は都心程ではないものの比較的高値がつけられる傾向があります。その他埼玉県の大宮駅周辺では4064万円、茨城県の取手駅周辺では2491万円程度の相場となっており、それ以上都心から離れる場合には新築マンションの物件自体が少なくなる現状となります。