来年はマンションの買い時になります(山口県/マニピュレーター/73歳/女性)

私は山口県に住む73歳のマニピュレーターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


来年の1月1日以降に発生する相続から相続税が増税になります。基礎控除が現行の5千万円プラス法定相続人かける1千万円から3千万円プラス法定相続人かける6百万円になります。現行の6割になるのです。配偶者と子供2名の場合、今なら8千万円までの相続財産であれば非課税ですが、来年になると4千8百万円以上の相続財産があると相続税はかかってきます。更に、相続税の税率も一部でアップしており、相続税が全体的に増税になります。その結果として、不動産を売却して相続税の納税資金を確保する動きが加速すると言われています。そのような不動産を求めてマンションの分譲業者が動き始めており、売却される土地が増加すると見られています。


来年は新規分譲マンションの買い時になると言われるのは、このような不動産の売却によってマンション用地が増加して、供給が増えると見込まれるからです。新築マンションの数が増加すれば、購入する人にとっては、選択肢が増加します。また、供給が多くなれば、価格は需給関係、価格競争から低下する傾向になります。このような背景から買い時であると言われるのです。価格も下がって、いろいろ選べるということは購入を検討する人にとっては好ましいことです。ただし、建材の価格上昇や工事の人件費の上昇も始まっていますので、買い時は長くは続かない可能性もあります。来年は絶好の買い時であって、それ以降はマンション価格は上昇に転じる可能性もあります。