新築一戸建ては築年数が経つごとに劣化する(沖縄県/レポーター/40歳/男性)

僕は沖縄県に住む40歳のレポーターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


家を建ててからスタートするのが家のメンテナンスです。実は、この費用を考えずに家を購入したため、かなり高額になる維持費が負担になり家を手放す事態に陥る人が多いのも事実です。家を建てた時点はゴールではありません。家は築年数が経つにつれ劣化していくので、何かしら手を入れていく必要があるのです。ちなみに一戸建て木造住宅では、築10年目が最初のメンテナンスの目安と言われていますが、実際にはもっと早くから定期的に劣化部分をチェックしておく必要があります。主なものとして、住居で一番風雨にさらされる外部は劣化が早いのですが、特に木部は劣化が目立ちます。怖いのが木部は表面の劣化だけでなく、中まで腐食が進んでいる場合もあるため多額の修繕費がかかる恐れがありますので、日々チェックしておく必要があります。


他には、シロアリの被害も点検すべき項目です。腐食した箇所から被害が始まりますので、劣化した場所はそのままにせず早めに修繕し被害が起きないようにしましょう。また、水まわりの床なども腐食していないかチェックします。全自動給湯器なども故障が起きやすいなど、築10年までに色々な変化が出てきます。家作りの段階から計画的に修繕メンテナンス費用を家計支出に組み込んでいて貯えがある方はいいのですが、まったく考えていなかった場合はかなりの出費となりますので注意が必要です。築15年から20年では見えない部分での劣化が進行している場合があるので細部までチェックする必要があります。この時期に大掛かりなリフォームをする時期とも言えますので、前もって計画しておくと安心です。定期的なメンテナンスで大切なマイホームを守り、長く快適に暮らしましょう。