新築マンションの住宅性能表示制度について(三重県/機関士/47歳/男性)

僕は三重県に住む47歳の機関士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築のマンションの住宅性能表示制度について記述します。住宅性能表示制度とは、住宅の性能を等級でランク付けしたり、濃度や比率などを数値で表す制度です。表示のルールは国が定めますが、義務ではないので表示していない住宅もあります。表示内容は設計段階の「設計住宅性能評価書」と、建物完成時の「建設住宅性能評価書」にまとめられて、評価書を取得している物件であればモデルルームなどで見ることが可能です。制度の概要を記述します。構造の安定に関することで耐震等級(構造?体の倒壊等の防止)、地盤または杭の許容支持力等及びその設定方法、基礎の構造方法及び形式等があります。火災時の安全に関することで感知警報装置設置等級(自住戸火災時)、耐火等級(延焼のおそれのある部分)があります。


劣化の軽減に関することで劣化対策等級(構造?体等)があります。維持管理への配慮に関することで維持管理対策等級(専用配管)、更新対策(共用排水管)があります。温熱環境に関することで省エネルギー対策等級があります。空気環境に関することでホルムアルデヒド対策(内容及び天井裏等)があります。光・視環境に関することで単純開口率、方位別開口比があります。音環境に関することで重量床衝撃音対策、軽量床衝撃音対策があります。高齢者等への配慮に関することで高齢者等配慮対策等級(専用部分)、高齢者等配慮対策等級(共用部分)があります。最後に、防犯に関することで開口部の侵入防止対策があります。以上記述してきたことが新築住宅の主要項目です。