年収額とマンション価格の関係について(鹿児島県/大道芸人/69歳/女性)

私は鹿児島県に住む69歳の大道芸人です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入したいけれど、自分がいくら位のマンションを買えるのかわからないという人が少なくありません。自己資金をいくら位用意できるのか、また、返済期間をどれ位の長さに設定するのかなどによって大きく変わってきますが、自分で大雑把な計算をすることができます。もちろん、販売中のマンションのモデルルームへ行けば、そこにいる営業マンに計算してもらうことができますが、そこまでしたくないという人は、自分で計算してみるとよいでしょう。自分が買える物件の価格が明らかになれば、お金を貯めるモチベーションも自ずと高まります。やはり、ただ漠然とお金を貯める場合より、具体的な目標金額がある方が、貯金が貯まりやすくなります。


この計算をする際に基準となるのが、現在の税込み年収額です。一般的に、住宅ローンの年間返済額の上限は、税込み年収額の20~25%であると言われていますので、まず年間返済額をはじき出してみます。その金額を12で割った数値が、毎月返済額の上限ということになります。多くの金融機関が、この毎月返済額と返済期間を基にしたローン借入可能額の早見表を用意していますので、それに当てはめれば、自分が買える物件の価格を知ることができるようになります。ただし、マンションを購入した場合には、毎月のローン返済の他に、管理費や修繕積立金の支払いも必要になりますので、それらの負担も考慮する必要があります。この方法で算出された借入可能額を超える融資申し込みをしたとしても、審査で落とされてしまう可能性が高いので、気をつけなくてはなりません。