年収から見るマンション価格の基準(鹿児島県/介護ヘルパー/48歳/男性)

僕は鹿児島県に住む48歳の介護ヘルパーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを選ぶ際に重要になるのが、立地、間取り、設備、そして価格である。最近のマンションは間取りや設備が似たり寄ったりになっている為、設備や間取りのみで、物件を決めることはほぼ無いと言える。もちろん新築と中古で検討している場合は別だが。さて、家庭のお財布事情に直通する販売価格だが、この価格にはある程度の基準が存在する。まず、判断基準として、年収と頭金が重要となる。多くの購入検討希望者が住宅ローンを使用すると思われる。住宅ローンで銀行等から借りられる金額は年収により判断される。主に年収に対する返済負担率が25%から40%が審査通過条件が一般的だ。年収600万に対する返済額が年200万なら返済負担率30%になりローン審査が通るということになる。そしてこれを12カ月で割れば月々のおおよその返済額が導き出せる。


前記で明記した住宅ローン審査基準はローン総額、金利、返済期間、返済方法、年齢等の様々な要素から算出される。そして次に頭金だ。年収からみて返済負担率が基準をオーバーしている場合や、月々の返済額を減らす、返済期間を短くする場合などに、重要なのがこの頭金である。頭金が多ければ多いほど、住宅ローンで借りる金額は少なくてすみ、生活にも余裕が生まれる。この為、マンション購入を検討されている方々には、是非、年収に対して組めるローン額だとしても、有る程度(物件価格の2割)の頭金を用意してから購入されることを強くお勧めする。そして、年収に対して、月々のローンの返済が無理なく出来る額かどうかを冷静に判断し、購入価格を今一度検討することが、より良い新生活を送る第一歩になることは間違いない。