屋根は一戸建て建築の重要項目(愛知県/高等学校教員/26歳/女性)

私は愛知県に住む26歳の高等学校教員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て建築の際に是非ともこだわるべきポイントがあります。それは屋根です。屋根の形状はその土地の風土や建物の用途によって異なります。日本建築の場合は、切妻造り、寄棟造り、入母屋造りの3種類が知名度と実用性が高いことで知られています。年間を通して雨量の多い日本の気候に合わせて、雨水が屋根から速く流れ落ちるように、いずれの屋根も2つ以上の勾配のある面で構成されているのが一般的です。その特徴としてはひさしが長い事が挙げられます。西洋スタイルの平屋根に対し、勾配屋根とも呼ばれています。屋根は雨をしのぐといった実用的な役割のほかに、建物を見る時に最も目立つ部分でもあるために、その建築物の外観を司る象徴にもなるのです。


また近年においては環境問題や再生可能エネルギーを利用したエコへの関心も高まりつつあり、新築時に太陽光発電パネルを屋根に設置するというケースも増えつつあります。これは建設業者との事前見積りで、太陽光発電パネルを設置するかどうかを決める事が出来ます。設置の場合にはそれを前提としたデザインの屋根になります。切妻造りか方流屋根が設置に向いており、設置に最適な屋根の勾配は30度と言われています。傾斜の無い屋根に太陽光発電パネル設置を希望する場合は専用の架台が取りつけられ、それの費用もかかります。これらは一般の一戸建てよりも初期費用はかかりますが、日々の生活にかかる電気代の節約という大きなメリットがあります。