私は秋田県に住む67歳の自動車整備士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
夫婦2人で住むマンションを見つけるためには、住居に対する互いの要望をリストアップし、把握することから始まります。この時のポイントとして『長く部屋にいる人間』や『家事をする人間』の好みを優先させるというものがあります。やはり長時間部屋にいる場合には、部屋の快適さが日々の快適さに繋がるわけですし、家事をする時の不便さはそのままストレスになります。そのため、こうした部分を踏まえて、互いの要望を聞き、妥協したり譲ったりしつつ話し合いを重ねることで、理想のマンション像を描くことが出来るのです。これが決まってからようやく本格的な物件探しを始めることが可能で、選び方にも幅を持たせることができるようになるのです。
それまで一緒に暮らしていた経験があればある程度は分かりますが、こうした経験がない場合にはどのように互いが生活するかといったライフスタイルを知ることができていない状態です。そのため、互いの勤務地に通いやすい場所を一緒に歩いたり、互いのライフスタイルや日常的習慣についても話を深めておくとトラブルを回避しやすくなります。基本的に働いている人間は交通アクセスを重視しますし、自宅に要るのであればスーパーやキッチン関連への注文が高くなります。そして、間取りも同様に、互いの時間を作ることが優先されるのか、それとも1人になる時間を持てるようプライベート空間を持つのかで、間取りへの希望も変わります。話し合いをしながら条件を考えることが夫婦にとって重要なステップなのです。