売れる中古マンションの価格設定(京都府/A&R/54歳/女性)

私は京都府に住む54歳のA&Rです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを手放す際、価格を算出することを査定といいます。不動産価格については、これと言った明確な査定方法はありません。実際に買い手がお金を出して買っていった購入額が、正解と言うことになります。本当の査定をするのは、マンションを購入してくれる人と言うことです。しかし、それは結果論であり、実際は何とか売れる値段を予測しようと専門家は苦心しています。そこで不動産の価格を査定する方法は、大まかに三つあります。収益還元法と原価法、取引事例比較法になります。特にマンションを手放す際の査定としては、最後の取引事例比較法が一般的にはよく使われています。また、所有する物件がいくらで売れるかを知るには、似ている条件の物件の売買事例を知ることがまず必要な作業になります。


更に、交通の便や周辺環境、築年数や室内の品質、共有部分の品質など、総合的に評価を行うことが肝心です。優れている項目があれば、その点に付いて一定の比率だけ査定額上げ、劣っているときには値を下げて、適正価格が算出されることになります。不動産のプロに任せることもできるかもしれませんが、自分の目で確認する事も大切です。他の販売物件と比べることで参考になります。例えば、自宅と同じ条件で向きが違うと提示額がいくら違ってくるのか、また築年数が1年古い場合では、いくらくらい下がることになるのかという事などがあげられます。他にも、管理が悪いと価格はいくら下がる可能性があるのか、1階に店舗などが入っているマンションでは付加価値はどのくらい影響するのかなどを細かくチェックすることが大切です。