僕は岐阜県に住む53歳のスポーツドクターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
地震の際に、入居者が重大な被害を被らないように設計されたマンションに、免震マンションと耐震マンションがあります。似たような名称ですが、それぞれ特徴が異なります。どのような物件なのか、以下に詳しく説明を行っていきます。免震マンションとは、大地震とから人命と財産を守ることができる物件のことです。建物本体と基礎の間に特殊なクッションが設置されていることから、地震の揺れによる衝撃が直接建物に伝わらないようになっています。そのため、家具の倒壊なども防ぐことができます。最大で震度7レベルにも対応できる安全性が確認されています。建物自体の揺れは、実際の震度の3分の1から5分の1程度まで軽減できると言われています。
対して、耐震マンションとは、小規模や中規模の地震に耐えられるように設計された物件のことを言います。大きな規模の地震の際には、構造自体が崩壊しない程度に部分的に壊れることもあります。ただし、人命に重大な影響が出ないように配慮されています。室内の家具の転倒は免れないことから、個別に対策を立てることが必要になってきます。耐震性で言えば、免震の方が優れていることになりますが、その分だけ販売価格が高めに設定されています。それぞれに特徴とメリットが異なるため、購入の際にはどちらの物件を選ぶのか入念に検討する必要があります。免震か耐震かということは、契約書に詳しく記載されています。不動産会社に依頼することで、そういった物件を紹介してもらうことができます。