僕は秋田県に住む69歳のモデルです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
木造一戸建て住宅は住環境によって耐久性や寿命が変わってくるという特徴がありますので、日当たりの良さが建物に与える影響は非常に強くなります。南向きで日当たりが良い環境では湿気や水分が建物内に蓄積するのを防ぐ効果があるため、建物にとっては良い環境があるのです。木造住宅に湿気は大敵ですから、日当たりの良い建物には湿気を溜めこまない環境があると言えます。もちろん日当たりの良さだけではなく風通しの良さも湿気対策には良い条件ですが、風通しに関しては解消するのが難しい場合があります。一戸建て住宅を購入する際には南向きで日当たりの良い区画を選ぶことが大切です。どうしても南向きの区画が手に入らない場合には、南側に極力日差しを遮る障害物を配置しないことが大切です。
建物と日差しの関係には密接なものがありますが、居住者にとっても日当たりの良さは快適性を高める要素となります。日当たりによって適度に湿気が保たれますし、電気をつけなくても良い時間が長くなるため、光熱費の負担を減らすことが可能です。冬場でも日当たりがよければ建物内の温度を高く保つことが可能ですから、暖房費の節約となるのです。注文設計により一戸建てを新築する際には、こだわりのプランも重要ですが最低限の快適性として日当たりの良さを確保することが大切です。分譲地では南向きの区画は土地の価格が高くなりますが、南東の角地や南西の角地を選ぶと快適性が高まります。さらに分譲地の中でも最も南側の区画は、それ以上南側の環境が変化しにくいため最も条件が良いと言えます。