私は千葉県に住む54歳のカラーセラピストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建て住宅において南向きとは、土地の南側に道路が接していることをいいます。反対に北向きとは、土地の北側に道路が接していることをいいます。一般的に、一戸建て住宅を購入する場合には、南向きの住宅が良い条件となっています。なぜならば、土地の南側に道路があると、建物によって日差しを遮られることがないため、家の中や庭にたくさんの光が入ってくるからです。家の中や庭が明るく照らされると、住人の心も明るくなります。適度な日照があることは、そこに住む人間にとって、とても重要なことです。日が当たらない家には、溜まった湿気によってカビが発生してしまいます。また、そのカビが、人体に有害なものであれば、人間に重い病気をもたらすことさえあります。
日当たりの悪さが悪影響を与えるのは、人間に限ったことではありません。家自体にも、もちろん悪い影響を与えます。まず、外壁に日光が当たらず、常に建物の影になっていると苔が生えてしまいます。苔は外観を損なうばかりではなく、外壁の劣化を早めてしまいます。外壁の劣化が進んでしまうと、外壁の塗装が必要になります。そして、湿気は家の内部の壁や柱や床さえも腐らせます。万が一、床が抜けてしまえば大変危険ですし、そうなれば多額のリフォーム代金が必要になります。また、せっかく作った庭も、光が差さなければ植物は育ちません。じめじめした暗い庭では、蚊などの虫も発生してしまいます。そういうことから、一戸建てを探すときには、住まいを快適なものにしたいのならば、南向きの土地を探すことが重要です。