僕は秋田県に住む40歳の塾講師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建て住宅で最も多いのは、南向きの物件です。南向きに建築されることが多いのは、南からの日光が射してくることによるメリットが大きいからです。しかし、他の方角を向いて建築される物件がないわけではありません。しかもそれらにメリットが少ないということは決してなく、それぞれの良さがあります。たとえば東向きの物件ですが、これには朝日が早く射し込んでくるというメリットがあります。人間の脳は、朝日を浴びることで活性化します。また、朝日が早く射し込めば、それだけ早起きができるということです。朝は遅くまで寝ていて、夜更かしをするという生活だと、脳で分泌されるセロトニンが不足しがちになります。するとイライラしたり落ち込んだりしやすくなります。東向きの物件では、生活リズムが整えられて、それを防ぐことができるのです。
西向きの物件だと、西日が射し込むことにより、日中の時間が長くなります。夕方になっても明るく暖かいので、屋内の照明や暖房器具を使用する時間が短くなります。つまり節電になり、電気代を安くすることができます。長い目で見れば、地球環境にも良いと言えます。北向きの物件は、日光が射し込みづらいため、あえて窓が大きく作られている場合が多いです。そのため風通しが良く、日光があまり入らないにも関わらず、屋内に湿気がたまりません。さらに夏でも涼しく過ごせるというメリットもあります。このように南向きの物件以外にも、それぞれメリットがあるのです。しかしそれでも最も人気が高いのは、南向きの物件です。なぜなら、他の方角の物件の良さを少しずつあわせ持っているからです。朝日も西日もそれなりに射し込みますし、湿気もたまりにくいです。つまり総合的に優れているのが、南向きの物件だということです。