私は青森県に住む43歳の警務官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
分譲マンションを購入すると税金がかかります。税金が発生するのは所有している間だけでなく、購入時や売却時にもそれぞれ種類の異なる税金が発生することになっています。なんだか税金ばかりかかって嫌だと考える人が少なくありませんが、不動産の所有に対して課税されることが法律で決められている以上、負担するしかありません。一般的に、土地やマンションなどを所有している人に課税されるのが固定資産税という名前の税金です。固定資産税は、毎年1月1日時点で固定資産課税台帳に所有者として登録されている人に課税されるシステムになっています。ですから、1月2日以降に新築マンションを購入した場合には、その年は課税されないことになります。
ただし中古物件を購入した場合には、売買代金を決済する際に日割り計算された固定資産税も旧所有者に対して支払うようになっているのが普通です。通常は毎年4月中旬から5月にかけて納税通知書が送られてきますので、一括払いもしくは4回の分割払いで納税することになります。税額がいくらになるのかについては、ごく簡単に言うと課税標準額に標準税率を乗じるという方法で計算することができます。ただし、この課税標準額はマンションの購入価格ではありません。課税標準額は総務大臣が定めた固定資産評価基準に基づいて決定されることになっています。ごく大雑把に言ってしまうと、実際の購入額よりも課税標準額の方がかなり低くなっています。また、一定の要件を満たす新築マンションを購入した場合であれば、当初の5年間は税額が半額になる優遇措置が用意されています。