私は青森県に住む75歳のエステティシャンです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
分譲マンションの価格は、契約自由の原則により、売主が自由に決めることができます。よって、買主は売主に対して値引きの交渉をすることが可能です。値引きの交渉が全ての場合で成功するとは限りませんが、交渉が成功すると、安い金額で分譲マンションを購入することができます。値引きの交渉が成功しやすい分譲マンションには、竣工後に売れ残っている物件などがあります。新築物件の場合は、竣工前には値引きの交渉は難しいですが、竣工後の年数が経過するに従って、値下げの交渉がしやすくなります。交渉が成功すると、25パーセントほど安くなる場合もあります。人気のある新築の物件は、竣工前に予約で完売する場合がありますが、そのような物件は、値下げの交渉は非常に困難です。
中古の分譲マンションの値引きの交渉は、売主の経済状況等によって大きく変わります。売主がお金に困っていて、1日でも早く物件を売って、現金を手に入れたいような場合には、値下げの交渉が成功するケースが多いです。売主に時間的な余裕がある場合には、他の買主が見つかるまで待てばいいだけですので、値下げの交渉は難しくなります。同じ分譲マンションの部屋でも、日当たりが悪い部屋や、間取りの取り方が悪い部屋などは、他の部屋よりも分譲価格を安くすることが一般的です。そのような条件の悪い部屋は、他の部屋よりも値段を下げたとしても、最後まで売れ残ってしまうケースが多いです。建築条件が悪くて売れ残ってしまっている物件は、値下げの交渉が成功しやすいです。