僕は富山県に住む38歳のジュエリーデザイナーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
分譲マンションのデメリットは、高層物件の場合、地震などで電気が止まった時には、エレベーターが使えなくなるという問題があります。確かに停電するとエレベーターは安全のために停止しますが、その間は階段を使えば上層階まで行くことができます。万一、エレベーターに閉じ込められた時には、すぐにエレベーター管理会社の社員が駆けつけてくれ、エレベーターから出してもらえます。タワーマンションなどには自家発電装置が備えられていますので、停電をした時でも自家発電でエレベーターは動くようになっています。その他のデメリットとして、建物内の騒音の問題などがありますが、最近の新築物件は防音性が高まっているので、周囲の騒音はあまり気にならなくなっています。
分譲マンションで暮らすと、修繕積立金を毎月支払う必要があることもデメリットになります。修繕積立金は、建物の修繕工事や改修工事などの費用に充当されます。マンションに限らず一戸建て住宅であっても、建物は年数が経つにつれて劣化していきます。不動産を所有した場合には、定期的な修繕工事や改修工事は欠かせないものになります。改修工事などは多額な費用がかかりますので、一括で工事代を支払うことは大変です。毎月、修繕積立金を積み立てることにより、改修工事の際に、まとまったお金を用意しなくても済みます。どのみち建物の修繕や改修は必要になりますので、修繕積立金を積み立てることによって、分譲マンションの美観と機能性を維持することができます。