分譲マンションに支払う修繕積立金とは(大分県/推理作家/26歳/女性)

私は大分県に住む26歳の推理作家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションを購入すると「修繕積立金」を支払うことがあります。これは長期間にわたって建物を保全・維持するために必要な修繕をする為に積み立てられるお金です。外壁の補修や配管・共用部分の修繕に使われます。分譲マンションのような区分所有建物は、大規模な修繕に多くの費用が必要になるので一度に多額の費用を徴収されることがないように前もって毎月積み立てという形で一定額を支払います。積立金額は分譲業者が分譲時に作成する長期修繕計画に基づいて算出されます。修繕の実施や積立金の管理は管理組合が行うのが一般的です。管理費は、建物の管理人の人件費や共有スペースの掃除・メンテナンスなどに利用されており別の用途になります。


修繕積立金の相場は、総戸数が49戸以下の小規模マンションと、逆に1000戸以上の超大型マンションで高めになっており、中規模マンションが比較的安めに設定されています。小規模の場合、スケールメリットが得られにくい為に高いと考えられますし、超大型の場合は規模のメリットはありますが共用施設が充実している為に費用が高くなる傾向にあります。ですので、少しでも管理費負担を減らして購入したい場合は、金額に割安感がある中層・中規模が狙い目と言えます。逆に、修繕積立金を多少多く支払えば大規模で共用スペースなどの施設が充実した物件を購入できるということになります。どちらにしても、修繕積立金は必要な経費であり月々ローンとは別に支払うお金ですのでそれを考慮に入れて月々のローンの計画を立てる必要があります。