私は東京都に住む49歳の著作家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一戸建ての購入は、人生の中で最も大きな買い物と言えるくらい重要なものです。しかし、購入の際には室内・室外の両方をじっくりチェックして決めないと、実際に住み始めてから様々な欠点が見つかる場合もあります。一戸建ての購入前に不備がないかどうか確かめるには、内覧会を利用することが一番です。内覧会とは完成した物件を契約者に対して披露する催しのことで、一戸建ての場合はこれまで図面でしかイメージできなかった住宅を初めて実際に目にする機会となります。ここで契約者が承認すると、残金の決済や物件の引渡しが行われます。つまり、内覧会は物件購入の最終決断をする非常に重要なタイミングとなるわけです。設備の不備などを見逃すと後で面倒なことになりますので、しっかりチェックしましょう。

完成した一戸建てのチェックといっても、特別な知識のない人にとっては何をどう確かめればいいのか分からないものです。そこでまずは、目に見える基本的な部分のチェックから行ってみましょう。ドアや窓の開閉がスムーズにできるか、また床や階段がきしんだりしないかといった点は、素人でも簡単に確かめることができます。さらに、キッチンや浴室などの水周りがきちんと機能するかどうかなども、実際に使ってチェックしましょう。もっと細かい部分までしっかりチェックしたという場合には、建築の専門家に同行してもらうこともおすすめです。専門家による内覧会の同行サービスは、建物調査などを専門に行っている会社で実施しています。一級建築士が同行してくれる場合もあり、床下や屋根裏など素人では判断しにくいような場所も調べてもらえます。