僕は兵庫県に住む68歳のパイロットです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
ここ数年でどんどん新築マンションが建設され、不動産業界はものすごい勢いで動いてきました。経済のよけどけムード、住宅ローン控除といった住宅を買いやすい理由がいろいろ重なった、珍しい時期と言えるでしょう。いまは住居を買うべきなのか、買い時か否かを良く問われます。あと少しでまた消費税も上がり、買おうか迷っている人はその前に買いましょうという雰囲気も高められています。いまは人気の街の物件はあらかた販売終了し、売買競争も一段落した感がありまが、まだまだ新築物件は増え、古い物件はリフォームされ、住居は供給型になりつつあります。今はまだ売り手に強みがあるので、どちらかというと買い時ではないと言えるかもしれません。
新築や中古、一戸建てやマンションに限らず、自分が住むための不動産の買い時というのは、ほとんど個人の事情による理由が大多数です。結婚した、家族が増えた、仕事を退いたなどという人生のステージ、年代、経済状況が大きく影響します。かつてのバブル崩壊やリーマンショックを経験した世代は、経済状況ひとつで天と地ほどの差があるという価値観を持っている人も多いでしょう。不動産は大きな買い物で失敗できないし、出来るだけベストな時期に購入したいという要望は理解できますが、もし買い時と言うのがあってもそれは個人の経済状況や人生の節目と言う個人的な事情で合い際されるくらいの小さい問題であるとも言えます。業界やメディアのムードに惑わされずに、自分の人生にとって家を今買うべきなのかを決める必要があります。