僕は長崎県に住む30歳の自衛官です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
二世帯が同居できる不動産を購入する場合は、間取りがポイントとなります。二世帯住宅の間取りは、大きく分けて「独立タイプ」「共用タイプ」「同居タイプ」の3タイプに分類することができます。お互いのプライバシーを重視したいなら、完全にスペースを分離させた「独立タイプ」がおすすめです。玄関が2つあり、内部も世帯ごとに分類されているので、各世帯の独立感が強まります。建築コストが高めになりがちですが、上下に分けるタイプであれば、階段スペースが1カ所で済むので、コストを抑えることができます。玄関や浴室など一部のみ共用とする「共用タイプ」は、ほどよいプライバシーが保たれ、独立タイプに比べて間取りを効率よくまとめられるので、さほど広くない敷地でも建てることができます。
ほぼすべてのスペースを共用するのが「同居タイプ」です。お互いの様子が分かりやすく、狭い土地でも建てられるので建築コストも安上がりです。プライバシーを確保しにくい点がありますが、一人になれる居場所があると暮らしやすくなります。また、お互いの居室を1階と2階に分けたり間取りを工夫すれば、同居ダイプでもプライバシーをある程度は確保できます。同居タイプでもお互いのプライバシーを重視したいのであれば、家を3階建てにする方法があります。ワンフロアを共用スペースとして、個室のある階を分けることで、お互いのプライバシーが比較的保ちやすくなります。敷地の狭い都市部などで二世帯居住をする場合に適したタイプといえます。