私は和歌山県に住む21歳のはり師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

これから中古マンションを購入したい、探したいという方に向けての仲介業者の選び方についてお話いたします。中古マンションの売主はたいてい次の2パターンです。ひとつ目は宅建業者が売主のパターンで、もうひとつが個人が売主のパターンです。主に後者のパターンが一般的といえます。その場合、個人対個人の取引になることはまれで、間に仲介（媒介）業者が入ることになります。実は中古マンションを購入する上で、この仲介業者というのが非常に重要になってきます。すでに物件を探したことがある方はご存知かもしれませんが、内見を希望する場合の問い合わせ先は必ずしも窓口となっている売主サイドの仲介業者である必要はありません。ひいきにしている仲介業者がありましたら、そちらを通して問い合わせることも可能です。

そういったルートで内見し、話がまとまった場合、買主側はそのひいきの仲介業者に仲介手数料を払い、売主側はもともと媒介契約を結んでいる仲介業者に仲介手数料を払うことになります。ただし、売主側の仲介業者が買主サイドからも仲介料を得たいという場合、別の仲介業者を介してくれないという事例が実際にあります。売主側の仲介業者からしますと、両方から仲介手数料を得たいというのも当然の話かと思います。人気の物件や希少な物件ほど、そういう事例があるのです。ですので、ひいきにしている仲介業者があったとしても、必ずしもその業者さんにお願いする方がいいとは限らないのです。どうしても気になる物件がある場合は、買主サイドの仲介業者に問い合わせてみた方がよいでしょう。