私は山口県に住む33歳の助手です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

中古マンションの購入を考えているのであれば、原則的に値引き交渉を行うものと考えるようにした方がよいでしょう。実際に行われている中古物件取り引きを見てみても、売主の言い値ですんなりと売買契約がまとまっているようなケースは非常に稀です。中古物件の取り引きにおいては値引き交渉はあって当然のようなものとなっていますので、行わないという方法はありません。場合によっては百万円単位で値引きしてもらえる可能性がありますので、交渉するかしないかによって、支払い金額がかなり大きく変わってくることになります。特に、売主が何らかの事情によってマンションを売り急いでいるような場合が狙い目です。子供の学校の都合に合わせて売ってしまいたいなどというケースが結構多いです。

ただし、少しでも支払い総額を低く抑えたいと考えている場合には、マンション本体の価格交渉以外にも目を向けてみる必要があります。たとえば不動産会社に支払うことになる仲介手数料の金額についても交渉してみる余地があります。特に、その不動産会社が売主からも依頼を受けている業者であれば、売主と買主の双方から仲介手数料を受け取ることになります。通常の2倍の額の仲介手数料を受け取ることになるわけですから、値引き交渉を行う余地は十分にあります。購入するマンションの価格が3000万円であったとしたら、その仲介手数料だけでも100万円近い金額になりますので、軽視することはできません。また、売主に対し、固定資産税の負担分の値引きを要求するというのも1つの方法です。