中古マンションのデメリットをカバーする(京都府/フェロー/54歳/男性)

僕は京都府に住む54歳のフェローです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


中古マンションの購入にはどうしても物件の状態によって隠れたリスクの可能性があるというデメリットがあります。購入直後に建物の躯体そのもののトラブルや、室内の設備等にトラブルが起こる可能性もあります。購入後の保証などは基本的にないことに不安を感じて購入をためらうこともあるはずです。このようなトラブルに伴う不安を解消するために、いくつかの不動産で中古マンションの購入に際して2010年から中古住宅売買瑕疵保険という制度が始まっています。第3者機関の検査が必要ですが、購入後5年間瑕疵担保責任の履行を保証し、保険金額も1000万円までと十分な金額となっています。しかし10万円という保険料がネックとなってあまり普及はしていないようです。


そこで2012年頃から大手の不動産を中心に始まったが住宅設備・瑕疵保証サービスです。住宅設備や瑕疵担保保証を行う部分について第3者機関の検査を行い、半年から1年程度の保証を行うというものです。この保証によって売主側にも買主側にも引き渡し後のトラブルに保険で対応できるという大きなメリットがあります。ただし公的な保険ではないため、名称や保証の範囲や条件などは細かい違いがありますので、契約の際によく確認することが必要です。さらに住宅設備・瑕疵保証サービスとして半年程度までは無料、その後の保証を望む場合には有償での加入などというケースもああります。中古マンションの購入にはどんなに慎重に検討しても購入後のトラブルというリスクが有りますが、このような保証制度によって安心して購入することができるようになっています。