中古マンションのデメリット(京都府/入国審査官/51歳/女性)

私は京都府に住む51歳の入国審査官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


中古マンションは、新築と比べると物件数が豊富、割安、立地を重視できる、契約前に物件をじっくりと見学できる、好みの間取りにリフォームして入居ができる、などといったたくさんのメリットがあります。ただし、メリットだけでなく新築マンションと比べるとデメリットも中古にはあります。その部分もよく理解して納得したうえで購入を考えなくてはなりません。中古なので、当然設備は最新のものではありません。最新の設備や施設が整っているマンションと比べてしまうと、使いづらい点や狭いといった点などがあったりします。ただし、物件によっては管理組合がしっかりとしていて、設備等を最新のものに更新している物件もありますので確認が必要です。


そして、税制面の優遇で差が出てきます。住宅ローンの減税や不動産取得税、登録免許税などの税制面で優遇措置が受けられるのは、築25年以内の物件のみとなります。これ以上築年数が経過している物件に関しては、優遇措置の適用外になりますので、税制面で優遇を受けたい場合は築25年以内の物件から探す必要があります。さらに、新築と比べると諸経費が余分にかかってしまいます。新築だと仲介業者に支払う仲介手数料が不要な物件が多く、新築のため修繕積立金もそれほど高くはありません。中古マンションは、新築よりも当然安い、立地条件もよい物件多く、選択肢が多いなどといってメリットがありますが、リスクも考慮したうえで購入をしなければなりません。