不動産購入時に利用する住宅ローンの注意点(福岡県/マーシャラー/72歳/男性)

僕は福岡県に住む72歳のマーシャラーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産を購入する場合には、大抵の場合、ローンを組むことになります。その返済期間は、25年、30年といった長期に亘ることが珍しくありません。場合によっては、親子ローンといって、二世代に亘っての返済を想定して、より長い期間が想定されたローン商品も存在します。また、住宅購入時に頭金を二割から三割準備したとしても、物件価格が仮に三千万だとすると、二千万円以上を住宅ローンで賄うことになります。返済が長期に亘り、かつ元本が多額であるということは、わずかな金利の差が、最終的には大きな違いを生み出すことになります。二千万円を4%で借りるのと、5%で借りる場合とで、どの位の差が出るかは、ローンシュミレーションサイトなどで簡単に比較できますので、一度試してみることをお勧めします。


1%の金利の違いによって、数百万単位の差額が出ることが実感できると思います。このように、金利が一番低いローンを組めれば理想的ではありますが、住宅ローンは金融機関にとっては長期の(つまりリスクの高い)債権となりますので、金利を低くするには、それだけ審査が厳しくなる傾向があります。ですので、金利の低いところから調べていって、借りられそうなところを選ぶ、というのが現実的な選択になるでしょう。もしくは、不動産会社と付き合いがある金融機関ですと、審査に際して多少の力添えを期待出来ることもあり得ます。金利に加えて、繰り上げ返済時の手数料の取り扱いや、ローンを組む際の事務手数料等も併せてチェックして選ぶことが重要です。