僕は神奈川県に住む71歳の顧問です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

不動産物件の中で集合住宅と言えば、マンションとアパートが挙げられます。しかし、この両者には明確な区別がある訳ではないのです。しかし、不動産の広告では、構造の違いによってマンションとアパートに分けられています。構造による分類によると、マンションとは、鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造で建てられた建造物のことを言います。対して、アパートとは、木造・軽量鉄骨造・プレハブ造で建てられた建築物のことを言います。構造から明らかなように、アパートに比べてマンションの方が頑丈な構造になっています。そのため、アパートが2階建て以下なのに対して、マンションには高層の物件も存在しています。そのため、階数の違いでマンションかアパートかに分類されることもあります。

また、共用スペースに注目しても、マンションの方がオートロックがついていたり、ベランダが広かったりします。構造もしっかりしていることから、アパートに比べて家賃が高く設定されていることがあります。ただし、中古マンションと新築アパートだった場合には、その逆の現象が起こることもあります。また、管理費の点で注目すると、管理人が常駐しているマンションに比べて、そうでないアパートの方が安く設定されています。マンションは、耐久年数が長くなることから家賃の価格は変動しませんが、木造アパートなどの耐久年数が短い物件に関しては、建物の古さに応じて家賃が段階的に値下げされることもあります。以上のように、マンションとアパートは、それぞれ異なった特徴を持つのです。