私は高知県に住む55歳のビル管理技術者です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一戸建てを購入後、毎月かかる費用としてまずローンを組んだ場合は毎月のローンの支払いが発生します。そして忘れがちなどが、住宅購入後の維持費です。維持費にはまず、固定資産税・都市計画税があります。これは土地や建物にかけられる税金を指します。毎年4月中旬から5月に納税通知書が送られてきます。そこに記載されている金額を一括、または年4回の分割で支払います。次にメンテナンス費用代です。一戸建てでは10年に1度は外壁の補修や水回りを中心に設備の取替が必要になります。一般的に100万から150万程度必要になりますが、故障すると修理ではなく買い換える必要があるのでそれ以上の費用がかかってしまいます。その他に日常の清掃や設備の交換にかかる管理費が必要になります。

一戸建ての維持費は、意外にかかるので計画的に貯めておく必要があります。建物価格の1％を毎月貯蓄するなどルールを決めて貯めておくと後々安心です。また毎月の家計で、少しずつ維持費の為に貯蓄するというのも一つの方法ですが、住宅ローンも支払わないといけない中プラスして家の為に貯蓄するのはかなりの出費になります。そのような方は、ボーナスが入った時などに優先順位が高い箇所から少しずつ修理していくと後で困りません。一戸建ての場合は、マンションの共用部分の修繕費のように毎月決まった金額を徴収される事がないので家計の状態によって融通が効くのがメリットです。しかし一方で、「まだ大丈夫。」と後回しになりがちです。家の資産価値を維持するためにも、維持費はしっかり見積もり家の修繕は定期的に行う必要があります。