一戸建て購入後に必要な維持費(岩手県/僧侶/20歳/男性)

僕は岩手県に住む20歳の僧侶です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを購入する時は、住宅ローンの支払い以外に、購入後の「維持費」が必要となってきます。まず、土地や建物に課せられる「固定資産税」と「都市計画税」の支払いが必要です。これは毎年支払いが必要で、一括払いのほか、年4回の分割払いで支払うこともできます。新築の場合は、3年目まで本来の税額の半分の支払いですむ優遇措置を受けることができます。また、10年に一度は給油設備の取り替えなどのメンテナンス費用が必要となります。10年に一度とはいえ、100万円から150万円のまとまった費用が必要となってくるため、日頃から計画的に積み立てておく必要があります。これらの費用はマンションを購入した時も同じく必要となる経費です。


ただし、マンションを購入した場合は、これらの経費のほかに、「修繕積立金」「管理費」「駐車料金」が必要となってきます。修繕積立金は、マンション共有部分の補修費用を用意するためのお金で、平均で毎月1万円前後が必要となります。管理費は、マンションの日常の清掃や設備交換などにかかる費用で、毎月平均1万円以上が必要となります。駐車料金は物件によって異なりますが、大都市圏では毎月3万円かかるところもあります。一戸建ての場合、これらの費用が必要ないため、購入後の経費は一戸建ての方がお得といえますが、物件によって条件は異なってきますので、あくまで参考程度です。物件ごとに必要な維持費をしっかり計算して、無理のない支払い計画を立てることが必要です。