僕は長崎県に住む23歳の学校用務員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建ての購入は夢の実現でもあります。マイホームが自分のものになるという喜びに浸っていると、知っておくべき現実に目をつむってしまうことが多々あります。30年以上にわたる住宅ローンの支払いについては熟知していても、家の維持費まで考えている人は多くありません。実際に暮らし始めてから、意外に維持費がかかるのでビックリする人はかなりいます。どのような維持費がかかるかというと、一戸建ての場合は光熱水費がグンとアップします。それまで賃貸アパートなどに暮らしていた人なら、驚くほど光熱水費が高くなっているのに驚くはずです。なぜかというと、部屋が増えた分、室内灯も増えるからです。また廊下の天井などにもスポット照明がついたりするので、電気の消費が上がるのです。
エアコンなども各室に装備されますし、人気の床暖房をリビングに設置したりすると、夏場と冬場の電気はかなり高額になります。光熱水費は毎月の出費なので、かなり家計を圧迫します。それ以外にも屋根の塗装や外壁塗装なども10年や15年おきにやっておかないと、家の劣化を防ぐことができません。家の大きさにもよりますが、150万円から200万円ぐらい必要になります。またガス給湯器なども10年が耐用年数ですので、交換する必要があります。耐用年数が来る前にも故障などすれば、そのたびに修理費用がかかります。このような維持費は、実際に住んでみてから実感する場合が多いのです。そのようなことのないように、一戸建てを購入する時にマンションのように維持管理費として毎月貯金をしておけば、安心して暮らすことができます。