僕は静岡県に住む37歳の保護観察官です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一戸建てを手に入れるステップとして、まず「契約」があります。そして、契約から鍵の引き渡しまでは通常1か月から2か月の期間がある場合が多いですが、その前に内覧会をするパターンが多々あります。この内覧会では建物についての様々なチェックをすることになります。特に新築住宅の場合においては、この機会に傷のチェック等を行うことによって、鍵の引き渡しまでに傷の補修等を済ませてもらうという依頼を、売主の業者にするパターンもあります。さらにこの機会を利用してその戸建住宅に付帯している設備についての説明を受けるパターンも多々あります。窓の開閉の方法や、ユニットバスの使い方、キッチンの各機能の説明などがその例です。

これらのことはどれも買主にとっては、入居後すぐに快適な生活を送る為には必要不可欠な情報であり、この内覧会においては買主は予め、新居についての様々な疑問点・不明点をまとめておき、当日売主サイドにスムーズに伝えると無駄のない価値の高い内覧会となることでしょう。あともう一つこの機会で大切なことは敷地における「境界」をしっかりと確認することです。近隣との無用なトラブルを避けるために境界をしっかり確認することはとても重要なことです。本来は「契約」の前に確認するべき最重要項目であるはずですが、契約前には不動産仲介会社は立ち会うことはほぼ間違いはないものの、売主が立ち会うパターンは少ないので内覧会を利用して必ず確認をするべきです。