一戸建て住宅の防犯対策(新潟県/カラーセラピスト/46歳/女性)

私は新潟県に住む46歳のカラーセラピストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅はマンションとの比較において、防犯面での不安が指摘されることがあります。最近のマンションは入口がオートロックになっており、共用部分には数多くの防犯カメラが設置されています。管理人が常駐しているマンションも少なくありません。また、侵入しようとしても、高層階であれば廊下側以外は無理です。一戸建ての場合には、侵入しようとすれば四方から可能ですし、オートロック、防犯カメラはなく、管理人はいません。そのため、警備会社と家庭用の警備契約をする人も少なくありません。警備会社と機械警備の契約をして、侵入の際には通報されるような仕組みになっていれば安心ですが、費用もかかります。一戸建てでももっと手軽な防犯対策はあります。


その一つが、隣家との垣根や塀の密閉度を下げるものです。高い塀で囲まれた庭はプライバシーの点では安心ですが、空き巣などが侵入しても他から見えなくなってしまいます。そのため、塀を網目状にして、どこからでも見えるようにしている住居があります。隣家との関係が良好であれば、垣根もフェンスも設けないで簡単な植栽だけにしているケースもあります。要するに高い塀で囲まれていることは一見すると安全なように見えて、実は密閉されることで危険度が増しているとも言えるのです。もっと重要な防犯対策は近所付き合いです。出かける時は隣に声をかけておく、隣家で不審な物音がすれば呼び鈴を押してみる、そのような関係が安全には欠かせないのです。