私は茨城県に住む58歳のメイドです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一戸建て住宅を購入する際には家族構成に合わせて最適な間取りプランを選択することが基本となりますが、現時点の家族構成やライフプランだけではなく将来的なライフプランを想定することが大切です。人生の中では家族の人数が増えることもありますし、年令によって必要な空間は異なってきますので、将来的な面も考慮して間取りを決めることが大切なのです。家族構成が将来的にも変わる可能性がない場合には快適性を考慮することが大切です。特に高齢になってからでは室内の移動にも大変な労力となりますので、最短距離を快適に移動できる生活動線の確保がポイントになるといえます。現在では一戸建て住宅にもバリアフリーを採用することが増えていますが、高齢になった際に効果を発揮してきます。

一戸建て住宅の間取りを決めるには、設計を行う建築士との打ち合わせからスタートしますが、施主の希望を最大限に取り入れることができるのが注文住宅のメリットとなります。設計プランには施主の要望を反映させるのはもちろんですが、法律との関係もありますので全てが実現できるとは限らないと言えます。建築基準法では詳細な部分まで規定されているため、間取りプランを検討するには法律の基準について確認してからのスタートとなります。斬新なプランは見た目の良さがありますが、一戸建て住宅には快適な生活環境を求めることが重要です。機能性の欠けた設計プランでは生活する中で快適性が不足してしまいますので、デザインを重視するよりも機能性と快適性を高めた間取りを採用することが大切なのです。