僕は京都府に住む71歳の脚本家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建て住宅は全てが自分のものになることで満足度が高い反面、メンテナンスは全て自分で行う必要があるため、購入時からある程度の維持費について計画しておく必要があります。建物のメンテナンスは劣化が始まってからでは遅いため事前に行うのが基本となりますが、外壁や屋根のメンテナンスは10年前後を目安に行う必要があります。もちろん仕上げ材の材質によって異なりますが、特に外部に関しては水分の侵入を防ぐために重要な部分となりますので、確実に行う必要があります。設備機器に関しても10年前後で寿命を迎える機器が多いため、大きな負担を覚悟しておく必要がありますが、水回りに関しては同時に行うことで経済的な改修工事が可能です。
一戸建て住宅をを購入する人であれば税金などの負担については把握しているはずですが、賃貸物件とは最も大きく異なる部分となります。固定資産税は毎年課税されますので、購入方法によっては負担を軽くするための対策が必要です。一戸建て住宅は維持費を掛けていくことで耐久性を延ばすことが可能です。メンテナンスを行うことで建物の健全度を高め劣化を防ぐことが可能ですから、維持費を掛けずに生活していくことは困難となります。同じ購入する場合でもマンションであれば共有部分に関しては自ら手を掛けなくても管理組合が計画的にメンテナンスを行いますが、一戸建て住宅の場合には全てが自分の手にかかっているため、建物のコンディションを維持するには積極性が必要になります。