一戸建て住宅に関わる固定資産税について(熊本県/YouTuber/66歳/男性)

僕は熊本県に住む66歳のYouTuberです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅を購入するときに忘れてならないものが固定資産税です。この名前を聞いたことはあっても内容を知らない人も多いようですが、住宅を購入すると毎年かかってくる税金のことです。購入後に慌てないよう、予め理解しておくほうが良いでしょう。これは保有している土地と建物に対して別々にかかってくる税金です。総務省が固定資産評価基準というものを定めています。それを基に市町村が税額を決定しています。地価は変動します。建物は住んでいるうちに痛み、劣化するようになります。つまり、経過年数に応じて資産価値が低くなります。そこで、原則として3年毎に見直しが行われます。そのときの価値に応じた税金がかかるという仕組みになっています。


固定資産税の特徴は、1月1日に保有している土地や建物に対してその年に課税されるというものです。前年の12月に購入すれば翌年に課税されますが、年明けの1月に入ってから購入すればその年は課税されないという考え方です。同じ土地で建て替えを行った場合には特例などもありますが、基本的にはこのような考え方になります。逆に売るときには1月5日に売ってしまってもその年に課税がくるということになります。そのまま保有しつづけて12月に売った場合と課税される条件は同じなのです。これらのことを念頭に置いておくと税額負担を減らすための参考になると思います。売るときにはタイミングあります。保有し続けることがデメリットになることもあるので、冷静な判断が求められます。