私は石川県に住む43歳のプロデューサーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てを建てる場合、都心部と郊外のどちらが良いのでしょうか。購入資金にとても余裕がある方ですと、郊外の方が広い土地の購入も可能でしょうし、延べ床面積も広く取れるので良いかもしれません。しかし、最寄駅が離れることもあり通勤や通学に負担がかかるケースもでてきますし、総合病院が遠い、大規模スーパーが無いなど周辺環境があまり整っていなかったりして生活に不便を感じるようなこともあるかもしれません。都心部に一戸建てる場合は、最寄駅が近くなりますし、周辺環境が整っていることが多く、利便性が高く生活しやすいことでしょう。都心部での問題点は、土地の価格が高いので、狭い敷地での購入になってしまう可能性が高いことです。
そんな狭い敷地であっても住みやすい住環境を提供してくれるのが3階建て住宅です。都心部で一戸建てを購入する際にはトータルコストを加味し検討すると良いです。トータルコストには大雑把に挙げると土地購入費用、建設費用があります。3階建てよりも2階建ての方が建設費用が抑えられるので、2階建てを選びたくなる心境になりますが、トータルコストで考えた場合必ずしも3階建ての費用が高くなるわけではないのです。例えば、30坪の土地を3000万円で購入し2階建てにして建築費用を2000万円に抑えたケースと20坪の土地を2300万円で購入し3階建てにして建築費用が2300万円掛かったケースとを比較した場合に、トータルコストで2階建てが5000万円で3階建てが4600万円になり後者が安くなる場合がしばしばあります。そういうことから、一戸建てを購入する際はトータルコストを意識して検討すると良いでしょう。