一戸建てを3階建てにするメリット(島根県/音楽プロデューサー/22歳/女性)

私は島根県に住む22歳の音楽プロデューサーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを3階建てにするメリットについて解説します。都市部などを中心に3階建て住宅を選ぶ方がみられるようになりました。その理由のほとんどが、「限られた敷地面積でより広い空間を確保したいから。」というものです。大都市圏などではどうしても地価が高くなりがちで広い土地を確保することは一般的には困難であるといえます。そのような悩みを解消する建築様式として3階建てがおすすめなのです。まさに理想的な狭地活用方といえるでしょう。3階建てのメリットはそれだけにとどまりません。平屋や2階建ての場合に比べ、眺望や見晴らし、日照条件や風通しなどの面でも優れています。とりわけ住宅密集地では、近隣の住宅の陰になって日が当たらない、眺望に満足できないという悩みはつきものです。3階建てならばそのような悩みを解消することも可能です。


意外に思われるかもしれませんが、3階建て以上の建物の方が、平屋建てや2階建ての建物に比べて、地震に強いというデータもあります。また、地震にともない津波が発生した場合、津波の高さが3メートルになると家屋の流出リスクが急激に高まり、一階建てでは6割、2階建てでは5割を超えていたのに対し、3階建てではわずか1.2パーセントにとどまるという調査結果も出ています。住み心地や快適さの点のみならず、こういった防災の観点からも、3階建てを選ぶことはメリットが大きいといえるのです。近年では、核家族化が進み、単身世代が全世帯割合の最も多くを占めると言われていますが、居住スペースが広く3世帯が一緒に住むことも可能な3階建て住宅ならば、希薄になりつつある家族の絆を取り戻すのにも一役かってくれるかもしれません。以上、簡単では有りますが解説を終わります。