一戸建ての防犯面からの物件選びと対策(静岡県/アシスタントディレクター/43歳/男性)

僕は静岡県に住む43歳のアシスタントディレクターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅を購入する場合、まずは家の間取りなどの仕様や価格、交通アクセスなどが条件として重要視されますが、防犯面からの条件を考えることも大切です。一戸建て住宅の場合、防犯対策は各住人がしていかなければならないわけですから、こうした面からも物件選びをすることが必要です。まずは、犯罪の起こりにくい場所であるかどうかです。その場所の治安を調べるには、管轄の警察のサイトの犯罪発生状況のマップが参考になります。特に注意したいのは、空き巣などの侵入盗ですね。また、場所的に起こりやすい所もあります。幹線道路から一本入った人通りのない裏道、家と家とが密集して見通しの悪い住宅地、袋小路になっている所などの監視性が低い所です。


また、共働き世帯の多い地域や、新興住宅地で近所付き合いの少ない所などは、住民の監視の目が行き届かなくなりがちで、ゴミ出しのルールが守られていないような所も、監視性が低いと考えられます。以上のような立地はできるだけ避けるべきです。さて、住宅を購入する際は、防犯対策はしっかりと施したいもので、特にドアや窓といった、侵入経路となる所は重点的にしておきたいですね。標準仕様で物足りない場合はオプションで追加したり、自分で別途防犯対策をするようにしましょう。また、犯罪者は監視の目が強い所は避ける傾向にありますので、普段から近所付き合いをしておき、情報交換したりしてコミュニティを強化しておくことも、有効な防犯対策となります。