一戸建ての防犯対策のポイント(鳥取県/洋菓子職人/45歳/女性)

私は鳥取県に住む45歳の洋菓子職人です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てにおける防犯対策のポイントについて解説します。マンションなどの場合と規約で防犯対策について制約を受ける場合が多く、特に共用部分については他の利用者との兼ね合いから、より一層の制約を受けることがありますが、一戸建ての場合そのような制約は無く、基本的には自分の自由に対策を講じることができます。その反面、全てが自己責任という事にもなり、窃盗などを未然に防ぐためにも、あらかじめしっかりとした対策を講じておく必要があります。では、効果的な防犯対策とは具体的にどのようなものでしょうか。これは一概には言えませんが、一度ドロボウ側の立場になって考えてみると、有効な対策が見えてくるものです。防犯とはつまるところドロボウに嫌われる家を目指すものだと言い換えることもできるでしょう。


では、いったい泥棒はどのような家を嫌うのでしょうか。当然ながら、セキュリティーがしっかりしている家は嫌われます。より正確にいうと、泥棒側からみて、ぱっと見セキュリティーがしっかりしていそうだと思うような家です。泥棒も自分が犯罪を犯しているという自覚がありますから、そうそう冷静にその家のセキュリティ状況を判断する余裕はありません。だからこそ瞬間的に「無理だ、この家には入れない。」と思わせることが重要になってきます。ある犯罪統計データによると、進入に5分以上かかると70パーセントの確率で泥棒は侵入をあきらめるとされています。また、防犯センサーやベルなどを設置し、一見して対策を講じていると泥棒に判断された場合には進入されにくいというデータもあります。このような点から、視覚的に目立ち、泥棒に警戒感を抱かせるようなアイテムを設置しておくことが手軽かつ効果的な対策の一つだといえるでしょう。