僕は山形県に住む73歳のお笑い芸人です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
私が3歳のときに両親が木造2階建ての一戸建ての家を購入したこともあり、30年間その家に住んでいました。途中、若干の建て増しもありましたが、本体のほうは大幅な補修工事をすることもなく、概ね快適に過ごすことができました。両親に聞くと田舎ということもあり、価格はそれほど高くなかったものの、それなりに住み続けることができるものだと思いました。一般に10年を一つの区切りとしてメインテナンスをしたほうがよいという話を聞いていましたが、一番大きな補修は台風のときにあおられたベランダの簡易のプラスチックの屋根が一部剥がれたため、その部分の張替えをしたことで、実際経年劣化によるものはないといってもよいほどでした。
その後私は結婚と同時に家を出て、両親も気候のよいところに済みたいということで、築10年の中古物件に移り住みましたが、年に2回ほどそこへ顔を出していますが、前に住んでいた人が年配者であり、換気などにも気をつけていたのか、新築と見間違うようなきれいさで、傷みも感じませんでした。入居時にトイレをリフォームしていたこともあり、一番に異常が出やすい水周りについても異常は起こっておりません。私の住んでいる地域には江戸時代の住居がそのまま残っている地域もあり、これは極端な例としても、木造とはいえど、しっかりとした造りの建物というものは、きちんとした手入れとメインテナンスさえすれば、その耐用年数は思った以上に長くなり、実際に住むことができるものです。