一戸建ての維持費について(奈良県/中学校教員/51歳/女性)

私は奈良県に住む51歳の中学校教員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


家を購入する際、気になることはお金の問題です。販売価格以外にも様々な費用がかかります。また、購入した後も固定資産税や地震保険、火災保険など様々な費用がかかります。その中でも維持費は、色々とかかります。分譲マンションでは、修繕にかかる費用は、毎月修繕費として管理費とは別に支払ったりしています。しかし、一戸建ての場合は、修繕費はかかりません。しかし、実際は、家を綺麗に長い間住めるようにするにはメンテナンスが必要です。そのメンテナンスにかかる費用が維持費となります。その費用をローンとは別に用意しておく必要があります。修繕に関して、自分達で行わなければいけないのです。しかし、マンションのように決められた額、決められた期間工事が行われるのではなく、一戸建ては、自分達のペースで修繕できます。


修繕にかかる費用はどのようなものがあるのか説明します。まずは、家を長持ちさせるためには、10年に一度、水周り、シロアリ駆除、屋根の張替え、壁の塗り替えが必要となります。家の広さ、状態によりますが100万円から200万円くらいはかかります。また、庭がある家は、庭木の剪定費用、芝生のある家は、芝生の張替え費用がかかります。これは、マンションも同様ですが、和室のある家は、畳の張替え、ふすま、障子の張替えを行う必要があります。また、最近、多く見られる太陽光パネルのメンテナンスも必要になってきます。住んでいる家のタイプによって異なりますが色々と長く住み続けると様々な所が丁寧に使ってても古くなってしまいます。このように様々な場所をメンテナンスしなければならないのです。