一戸建ての固定資産税(佐賀県/インテリアデザイナー/27歳/女性)

私は佐賀県に住む27歳のインテリアデザイナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


固定資産税とは、保有する固定資産・土地と家屋の所在する市町村がその所有者に対して課税される地方税であり課税対象は土地・家屋・有形償却資産である。税金のことです。一戸建てを所有しているあいだ固定資産税は建物と土地それぞれに課税されます。商業地のような非住宅用地と比較した時に税額が軽減される特例が設けられています。また建替えの場合には、前後の住宅の所有者が同じであることなどの条件を満たせば住宅用地の特例が受けられます。その他の特例の種類として、住宅用地の課税標準の特例・新築住宅の税額控除・認定長期優良住宅の税額控除・住宅省エネ改修促進税制・バリアフリー改修促進税制・学校法人の非課税などがあります。


固定資産税額の決定方法は、総務省の「固定資産評価基準」により定められた手続きや方法により決定されます。評価額の目安としては、土地は時価の60%~70%、建物は建築費の50%~70%と言われています。時価とは国土交通省の公表されている地価公示価格のことです。このような評価額を目安として税率を乗じて計算すると、おおまかな固定資産税額を試算することができます。固定資産税がかかる土地や家屋の評価は、原則として3年毎に見直しが行われ従って評価額は3年間据え置かれますが、地価の下落局面時での据え置きは納税者に不利となるため、市町村長の判断により、評価単価を年度が変わる度に修正する事が出来ます。また家屋は時の経過により減耗(減価償却)しますので、再建築価格の20%を下限として徐々に評価額が下がり、税額も減っていくことになります。