僕は愛媛県に住む68歳の劇作家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てを購入する際には、住宅ローン減税という制度を利用することができます。これは、住宅購入を促進させるために国が打ち立てた住宅借入金等特別控除のことです。これは、住宅ローンを利用して一戸建ての新築や購入、増改築、リフォームなどを行った際に、一定の要件を満たす場合に適用されるものです。これは、その取得に関わる住宅ローンの年末残高を基に計算した金額を所得税額から控除されるというものです。景気回復を目指して行われている政策の一つとなっています。制度を利用するためには、登記簿面積が50平米以上でその面積の半分以上を居住用としていることや、借入金の返済が10年以上に渡って分割していることなどの条件をクリアする必要があります。
最新の改訂では、消費税の緩和措置の一環として、住宅ローン減税を拡充することが定められています。消費税増税後に入居した場合には、住宅借入金等の年末残高の限度額は4000万円で、控除期間は10年間と定められています。また、控除額は最大で400万円となっています。消費税増税前と比較すると、住宅借入金などの年末残高の限度額と控除額がそれぞれ2倍にアップしています。控除期間はどちらも10年間で変わりません。また、物件が認定長期優良住宅の認定を受けている場合には、控除の幅が拡充されることになります。ただし、所得税や住民税の納付額が40万円に満たない場合には、ローン控除が受けられない場合もあるので、注意が必要になります。