マンション購入後に必要となる修繕積立金(宮城県/コック/25歳/女性)

私は宮城県に住む25歳のコックです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入したら、住宅ローンとは別に支払わなければならないものがありますが、修繕積立金もそのうちの一つです。修繕積立金とは、建物診断や共用部分の修繕工事費用として使われます。マンションでは外壁やコンクリート、屋上の防水補修など、必要となってから徴収しようとしてもうまくいかないので、今後、想定される大規模な修繕工事の計画を立てて、その総額から割り出した額を修繕積立金として毎月支払うことになります。不動産会社のマンション販売を促進するために、毎月の負担を抑え金額を低めに設定する傾向もあります。多くの新築マンションでは、修繕積立基金として集めていますが、それでも足りないといった状況になってきます。


修繕積立金の月額がどのくらいが適切なのか、判断するのは難しく、さまざまな建物の形状や、エレベーターや駐車場の設備などによっても変わり、共用部分が広ければ高額になりやすい傾向にあります。それぞれのマンションに合った修繕計画がきちんと作られ、必要な額を積み立てていくことが理想ですが、実際では分譲価格に比例している場合も数多くありますので、購入時には、納得のいくまで説明される機会を持ちたいものです。建物や設備の劣化は、どうしても避けて通ることができないので、適切な修繕をして、少しでも快適な生活を送ることのできるよう、実施していかなくてはなりません。そのためにも、修繕積立金の資金不足とならないよう、しっかりと計画をしていくことが必要になります。